反発スタート、米株高で買い

【寄り付き概況】

7日寄り付きの日経平均株価は、前営業日比207円04銭高の2万7406円78銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、14.17ポイント高の1929.57で始まった。

前週末の米国株市場ではNYダウが400ドルあまりの大幅高で5日ぶりに反発、ナスダック総合株価指数も5日ぶりに切り返しに転じたことで、東京株式市場も足もとリスク選好の流れとなっている。
10月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが事前予測を上回る一方、失業率が悪化しており、FRBの金融引き締めに対する警戒感がやや後退した。

今週は米中間選挙や米CPI発表などのビッグイベントを控えており、きょうはこの結果を見極めたいとの思惑が上値を重くする可能性もあるが、日経平均は前週末に460円あまりの下げをみせていたこともあって、その分だけリバウンド余地も意識されやすいだろう。

米市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4%を超える上昇となり、東京株式市場でも東エレクなど半導体関連の上昇が目立っている。

個別では、ダイキン、アドテスト、ソニーGが高い。一方、エーザイ、キッコマン、協和キリンが安い。
 

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