反発スタート、米株高で買い先行

【寄り付き概況】

25日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比131円67銭高の3万9168円52銭。

前日の欧州株市場はドイツ市場が休場だったが、フランス市場で主要株価指数が4日ぶりに反発したほか総じて堅調だった。クリスマス前日で模様眺め気分は強く、各国いずれも値動きは小幅にとどまったが、米国株市場の方は半日取引ではあったが上値を買い進む動きが顕著だった。米長期金利の上昇にもかかわらずNYダウは4連騰、ナスダック総合株価指数は大幅高で3連騰と上げ足を強め、フシ目の2万大台を回復した。これを受け東京株式市場もハイテク株を中心に追い風が意識されやすい相場環境となっている。ただ、クリスマスで海外投資家の参戦が見込めないことで、商い低水準のなか先物の影響を受けやすい地合いとなりそうだ。

東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 
個別では、TDKや京セラなどの電子部品株が上昇しているほか、ファナックやバンナムHDも高い。一方、トヨタやスズキなどの自動車株が売られ、任天堂やソニーGも安い。
株ちゃんofficial xはこちら!
目次