反発スタート、米株高で買い先行

【寄り付き概況】

3日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比184円39銭高の2万7683円26銭、東証株価指数(TOPIX)は、10.74ポイント高の2005.31で始まった。

前日の米株式市場は、NYダウは341ドル高と大幅続伸。米金融当局者によるハト派発言とセールスフォース<CRM>の好決算がNYダウを押し上げた。米株式市場が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。為替は1ドル=136円70銭前後の円安で推移している。

 
東京株式市場では前日売りが目立ったグロース(成長)株の一角に見直し買いが入っているほか、鉄鋼や商社も高い。2月のカジュアル衣料品店「ユニクロ」の国内既存店売上高が好調だったファストリが大幅に上昇し、日経平均を押し上げている面もある。

寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種が高く、値上がりは精密、小売り、電気機器、化学など。値下がりはゴム製品、紙パなど。

個別では、神戸鋼や三井物、アドテストが上昇。オークマや村田製も高い。一方、大塚HDが大幅安。板硝子や大日印、東海カも下落している。

 

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