反発スタート、米株高が支え

【寄り付き概況】

10日の日経平均株価は反発して始まった。始値は3連休前の前営業日比320円00銭高の3万1314円67銭。その後、上げ幅は400円を超えた。

3連休明けとなる東京株式市場だが、前週末と週明けの堅調な米国株市場の動向を受け、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢の展開となっている。
イスラム組織ハマスによるイスラエルへの大規模な攻撃を契機とする地政学リスクは、原油価格の高騰と合わせ不透明要因となっているものの、前日の米国株市場が朝安後に切り返したことで足もとの影響は限定的となっている。

日経平均は9月中旬から10月初旬にかけて大きく水準を切り下げていたこともあり、値ごろ感からの押し目買いや買い戻しが誘導されやすい面もある。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。

個別では、原油高を受け、INPEXやENEOSなど資源関連が高い。ファストリや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株も買われた。一方、資生堂やANAHDが安い。

 

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