【寄り付き概況】
7日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比211円45銭高の2万8138円82銭。
前日の米国株市場で主要株指数が揃って上昇、景気敏感株への買いが顕著でNYダウは640ドルあまりの急上昇をみせ今年最大の上げ幅を記録した。
これを受けて東京株式市場でもリスクを取る動きが誘発され、主力株をはじめ広範囲に買いを呼び込む格好となっている。日経平均は寄り付き時点で2万8000円台を回復する形となった。
前日の米株市場ではナスダック総合指数の上げ幅が相対的に鈍くなっているが、外国為替市場で急速に円安が進んでいることから、東京市場ではハイテク株などの輸出セクターに追い風材料となる。
業種別では、JAL、ANAなどの空運株や、JR東日本、JR東海などの陸運株が上昇。三井松島HD、INPEXなどの鉱業株や出光興産、ENEOSなどの石油石炭製品株も高い。三井金属、住友鉱などの非鉄金属株や大和証G、野村などの証券商品先物株や、オリエンタルランド(OLC)、リクルートHなどのサービス株も上げている。
