反発スタート、米株高が支え

【寄り付き概況】
 

18日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比331円04銭高の3万8433円48銭。
 
前日の欧州株市場は高安まちまちの展開ながら、主要国の株価指数は総じて強さを発揮した。極右勢力台頭による政局不安は重荷となっているものの、足もとは自律反発狙いの買いが優勢となっている。また、米国株市場ではハイテク株への買いが継続、ナスダック総合株価指数が6連騰で最高値街道を走っている。景気敏感株や消費関連株の一角にも値ごろ感から押し目買いが観測され、NYダウも5日ぶりに反発した。
 
これを受けて東京株式市場でも投資家のセンチメントが改善し、広範囲に買い戻される展開となっている。日経平均は前日に先物主導で大きく売り叩かれたが、きょうはいったんその巻き戻しが入り目先リバウンド期待が強まっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、三菱重と楽天グループが上昇している。一方、武田や住友ファーマ、メルカリが下落している。

 

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