【寄り付き概況】
3日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前週末比462円00銭高の3万7617円50銭。
前週末は先物主導で日経平均は大幅安に売り込まれたが、きょうはその反動で広範囲に買い戻される流れとなっている。前週末はアジア株市場が全面安となったが、欧州時間で下げ止まり、米国株市場では取引後半に買いの勢いが一気に強まる展開でNYダウやナスダック総合株価指数が急反騰に転じた。ウクライナを巡る地政学リスクは意識されるものの、米国や国内の長期金利低下を背景に目先はショート筋のアンワインドが顕在化し全体指数を押し上げそうだ。
外国為替市場で円安方向に振れていることも輸出セクターなどを中心に追い風材料となりやすいだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、リクルートや京セラ、中外薬が上昇している。一方、ソニーGやディーエヌエ、OLCが下落している。
