【寄り付き概況】
17日の日経平均株価は前日比103円39銭高の2万2820円62銭で寄り付いた。
東証株価指数(TOPIX)は、7.12ポイント高の1807.47で始まった。
前日のNYダウ、ナスダック指数ともに反発しており、恐怖指数と呼ばれるVIX指数も低下、外国為替市場では1ドル=110円台前半と円安水準でのもみ合いが続いており、東京株式市場でもリスクを取る動きが優勢となっている。
米国では半導体関連株などが買われフィラデルフィア半導体株指数も上昇しており、この流れが東京株式市場にも及ぶ可能性がある。
米長期金利の上昇や北朝鮮を巡るリスクは引き続き意識されるものの、全般主力株を中心に上値指向が予想される。
内閣府が取引開始前に発表した3月機械受注(船舶・電力を除く民需)は、前月比3.9%減で、市場予想平均の同3.0%減を下回ったが、反応は限られている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に精密機器、ガラス土石、石油、銀行、金属製品など。
個別では、三菱UFJ、三井住友の買いが厚く、第一生命、オリックスもしっかり。トヨタ、ホンダが上伸し、ソニー、村田製は堅調。任天堂が上げ、ソフトバンクG、KDDIが買われている。
半面、マネックスGが売りに押され、日本郵政は弱含み。パナソニック、三菱電が緩み、アサヒ、楽天もさえない。
225先物は、モルスタ・アムロ・メリル・ソジェン・クレディが買い越し。
ドイツ・みずほ・UBS・ナティクスが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・ソジェン・パリバ・GSが買い越し。
メリル・野村・アムロ・ドイツが売り越し。
外資系等は、浜ホト(6965)、東ガス(9531)、サンドラッグ(9989)、オープンH(3288)、IIJ(3774)、電通(4324)、リクルート(6098)、オリ(8591)、アークランド(3085)、コメ兵(2780)、セガ(6460)、IMV(7760)、UT(2146)、NTT(9432)、大成建(1801)、協和キリン(4151)、富士ソフト(9749)、ソニー(6758)、ドンキ(7532)に注目。
テクニカル的には、ホクト(1379)、イチケン(1847)、森永菓(2201)、くら(2695)、ラクト(3139)、ホギ(3593)、エーザイ(4523)、東和薬(4553)、中国塗(4617)、フジ(4676)、山特鋼(5481)、日製鋼(5631)、洋缶(5901)、ジーテクト(5970)、ライドオン(6082)、リクルート(6098)、ペガサス(6262)、キトー(6409)、廣済堂(7868)、紀陽銀(8370)、十八銀(8396)、ヤマト(9064)、丸全運(9068)、日テレ(9404)、ピジョン(9416)、広ガス(9535)、共立メンテ(9616)、ダイセキ(9793)、加藤産(9869)、東テク(9960)、ベルーナ(9997)が動兆。
