反発スタート、米ハイテク株高と円安で

【寄り付き概況】
 

26日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比396円53銭高の3万8266円79銭。
 
前日の米国株市場ではここ最高値更新の続いていたNYダウが目先利益確定売りに押されたが、エヌビディア<NVDA>など半導体関連が買われナスダック総合株価指数は小高く引けた。
 
そうしたなか、外国為替市場で急速に円安が進んでいることが追い風となり、日経平均は大きく切り返し、寄り付きで3万8000円台を回復した。きょうは、9月の権利付き最終売買日で配当権利取り狙いの買いも全体相場に浮揚力を与えることが想定されるだろう。
 
市場では「機関投資家が中間配当の受け取りに先回りして株価指数先物などに投資する『配当再投資』への思惑も意識されやすい」との指摘もあった。
東証株価指数(TOPIX)も反発している。

個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が買われている。トヨタやホンダなどの自動車株も上昇。一方、アステラスや中外薬などの医薬品株の一角が売られたほか、ニトリHDやエムスリーが下落している。

 

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