【寄り付き概況】
27日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前週末比120円10銭高の3万8766円21銭。
前週末の欧州株市場は高安まちまちだったが、米国株市場ではグロース銘柄を中心に切り返す動きとなった。NYダウはわずかな上昇にとどまったものの、ナスダック総合株価指数は1%超の上昇で史上最高値を更新した。
画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が連日で最高値を更新したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も最高値を更新していることから、東京株式市場でも同関連株を中心に強気優勢の地合いとなっている。日経平均は3万8000円台後半での頑強展開が見込まれる。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、TDKなど値がさ株が高い。アドテストや日東電が上昇した。トヨタやスズキが買われた。
一方、東エレクが安い。ソニーGやNTTデータが下落した。資生堂やコナミGが売られた。
