反発スタート、米ナスダック最高値を受け

【寄り付き概況】

1日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比88円50銭高の3万9254円69銭。

 
前日の米株式市場は、NYダウが47ドル高と4日ぶり反発。特に、ナスダック指数は144ポイント高と上昇し21年11月の最高値を更新した。
半導体のエヌビディアなどへの買いが目立ち、主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も2.7%高となった。東京株式市場では東エレクやアドテストなどの値がさの半導体関連銘柄に改めて買いの勢いが強まっている。
 
また、為替は1ドル=150円10銭前後と前日夕方に比べ円安水準で推移している。
 
前日発表の1月の米個人消費支出(PCE)物価指数の上昇率は市場予想に一致し、米国でのインフレ懸念が後退した。市場では「海外投資家を中心に運用リスクを取りやすくなった面があり、きょうの国内株式相場にとっても追い風になっている」との声が聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やリクルート、ファナックが上昇している。一方、テルモや第一三共、オリンパスが下落している。
 

 

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