反発スタート、米エヌビディア株上昇が支え

【寄り付き概況】
 

13日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比262円44銭高の3万9059円95銭。
 
前日の欧州株市場では主要国の株価指数が総じて高く、米国株市場でもリスクオンの流れが鮮明となった。
注目された2月の米消費者物価指数(CPI)は伸び率が事前コンセンサスを上回る強い内容だったが、米10年債利回りは上昇したものの株式市場への影響は軽微で、NYダウなど主要株価3指数ともに上昇した。
 
特にナスダック総合株価指数の上昇率が目立った。エヌビディア<NVDA>が7%超の大幅高に買われたことも全体相場を強気に傾けている。
 
これを受けて、きょうの東京株式市場でも半導体関連などを中心に広範囲に買い戻される地合いとなっている。日米金利差拡大を背景に、為替が円安方向に振れていることもハイテクセクター中心にポジティブに働いている。
 
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
 
個別では、ファストリ、信越化、ソフトバンクグループ(SBG)、TDKが高い。一方、ダイキン、バンナムHD、第一三共、KDDIが安い。

 

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