反発スタート、日銀政策巡る不透明感が後退

【寄り付き概況】
 

18日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前週末比253円35銭高の3万8960円99銭。
 
強弱観対立のなかも押し目買い意欲は強く、日経平均株価は3万8000円台後半で売り物をこなす展開になっている。
 
前週末の欧州株市場は総じて方向感の見えにくい地合いで高安まちまちだったほか、米国株市場では主要株価3指数が揃って下落するなど見送りムードが強かった。今週は日米で金融政策決定会合が行われることで、この内容を見極めたいとの思惑が買い手控えにつながりやすい。
 
ただ、日銀の決定会合についてはマイナス金利解除の動きをマーケットは大方織り込んでおり、アク抜け感も期待されるところ。足もと外国為替市場でドル高・円安に振れていることもあり、先物主導で買い戻しを誘う動きも想定される状況にあるだろう。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸している。
 
個別では、日経平均への寄与度が高いファストリや東エレクが買われている。トヨタやソニーG、三菱UFJもしっかり。一方、HOYAや任天堂はさえない。
 

 

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