【寄り付き概況】
20日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比136円70銭高の3万8950円28銭。
前日の米株式市場では、NYダウが15ドル高と11日ぶりに上昇した。前日までの下落を受け、見直し買いが流入した。米国市場の落ち着きを背景に東京株式市場も買い先行で始まった。為替は1ドル=157円60銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
東京株式市場でも値がさの東エレクやアドテストなどが安い。市場では「FRBの利下げペースの鈍化観測に伴い、当面の米ハイテク株は上昇しにくく、東京市場の半導体関連株にも買いが入りにくい」との見方があった。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、ソニーGやバンナムHD、住友不が上昇している。一方、三菱UFJや三井住友FG、ニトリHDが下落している。
