反発スタート、円安が支え

【寄り付き概況】

24日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比343円89銭高の3万2648円14銭。

米株式市場ではNYダウがわずかながらプラス圏で引け、約6年ぶりの10日続伸となった。米景気失速への懸念が後退するなか、強気ムードが継続している。
ただ、全般買い疲れ感も意識され、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながら続落した。

東京株式市場では日経平均が前週後半に調整色をみせたが、きょうは幅広く買い戻しの動きが優勢で始まった。

21日夕に、日銀が27~28日に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正を見送る方針との報道が相次いだ。輸出採算の改善期待から自動車株や機械株に買いが入っている。

21日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が反発した。前週末まで下げが目立っていた東エレクやアドテストに買いが波及している。

東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

個別では、日産自やマツダが上昇。ファストリやKDDI、ファナックが上げた。一方、三菱UFJや三井住友FG、みずほFGなど銀行株の下げが目立っている。

 

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