反発、米株高受け買い優勢

【寄り付き概況】

2019年度末の31日の日経平均株価は小幅に反発して始まった。始値は前日比96円93銭高の1万9181円90銭。
前日のNYダウなど主要株指数が大きく反発しており、この流れを引き継いで主力株中心に買いが優勢となっている。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は強く上昇局面では戻り売りも意識される。また、原油先物価格が大きく下げていることで、リスク回避の売り圧力も残る。
取引時間中はアジア株市場や為替動向を横にらみに神経質な展開が続きそうだ。日経平均は1万9000円大台ラインを挟んで方向感の定まりにくい動きが想定される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種が高く、値上がり上位に石油、精密機器、電気機器など。値下がりで目立つのは銀行、電力ガス、紙パルプなど。
 
個別では、ソニー、ソフトバンク、東エレク、信越化、村田製、京セラ、JXTG、国際帝石、出光興産の石油株も上昇した。また、武田、エーザイ、第一三共の薬品株やファナック、安川電、任天堂、ファーストリテ、富士フィルムも高い。
 
半面、トヨタ、日産自が売られ、日本製鉄、JFE、コマツも安い。また、ウエルシアHD、しまむらなどが軟調となっている。
 
 
テクニカル的には亀田菓(2220)、ローソン(2651)、味(2802)、クスリアオキ(3549)、アセンテック(3565)、ネクソン(3659)、IIJ(3774)、中外薬(4519)、キョーリン(4569)、アグロカネ(4955)、尾家産(7481)、ニプロ(8086)、Eギャラ(8771)、学研(9470)、中部電(9502)、北陸電(9505)が動兆。
 
人気は重松製(7980)、星医療(7634)、アゼアス(3161)、新内外綿(3125)、マナック(4364)、川本産(3604)、フクダ電(6960)、JMS(7702)、シルバーライ(9262)、リプロセル(4978)、日光電(6849)、セグエ(3968)、日医工(6849)、チエル(3933)、アクモス(6888)。
 
 

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