反発、米株高を受け買い優勢か

21日の日経平均株価は、反発スタートか。
日経平均株価の予想レンジは2万2800円-2万3050円。
現地20日の米国株式市場で、NYダウが4日ぶりに反発し、アップルやマイクロソフトなど主力ハイテク株が強く、上昇をけん引。3指数そろってプラスで終え、ナスダックは最高値を更新した流れを受け、買いが先行しそうだ。
 
ただ、円高・ドル安が重しとして意識され、週末要因から、2万3000円より上を積極的に買い上がるような展開は期待しづらい。高く始まった後は、こう着感の強い地合いが続きそうだ。
外国為替市場では、円は対ドルで1ドル=105円台後半(前日東京時間終値106円02-03銭)と強含み、対ユーロでは1ユーロ=125円台半ば(同125円66-70銭)とやや強含んでいる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比90円高の2万2970円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■ラクーンホールディングス<3031>
株主還元方針を見直し、連結配当性向45~50%を目途に配当を実施する。また、21年4月期から中間配当を実施する。
 
■窪田製薬ホールディングス<4596>
スターガルト病治療薬候補「エミクススタト塩酸塩」の第3相臨床試験が、米国食品医薬品局(FDA)の助成プログラムに選定された。また、遠隔医療眼科網膜モニタリング機器「PBOS」について、スイスの眼科大学病院InselGruppeと共同研究契約を締結。PBOSで計測した患者の網膜断面データを基に3D画像を作成し、解像度の検証を行う。
 
■エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>
上期経常を一転38%増益に上方修正。
 
■リファインバース<6531>
三菱ケミカルと資本業務提携。
 
■西松屋チェーン<7545>
上期経常を40%上方修正・14期ぶり最高益、通期も増額。
 
■ヤシマキザイ<7677>
感染症対策に効果が期待できる室内用の抗菌・抗ウイルスコーティング剤と除菌剤を発売。京成電鉄と北総鉄道が採用。
 
■藤久<9966>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。今期経常は20%増益、前期配当は3期ぶり復配・今期実質倍増へ。「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消。
 
■ANAP<3189>
フィリピン進出に向けてアセアンビューティホールディングスと業務提携。
 
■ディー・ディー・エス<3782>
日本HPが提供するGIGAスクール構想対応のChromebookが、同社の万能認証基盤「Themis」と連携し多要素認証化。通期業績予想には織り込み済み。
 
■ジーンテクノサイエンス<4584>
北海道大学、総合せき損センターと歯髄幹細胞を活用した難治性骨折の治療法創出に向けて共同研究契約を締結。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
21(金)
【国内】
7月全国消費者物価指数(8:30)
7月訪日外客数
《決算発表》
VTHD
 
【海外】
米7月中古住宅販売(23:00)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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