反発、米中協議への警戒感後退で

【寄り付き概況】

5日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比157円47銭高の2万3292円70銭。
前日のNYダウが146ドル高と4営業日ぶりに反発、ナスダック総合指数やS&P500指数なども上昇し、これを引き継いで東京株式市場でも主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となっている。
米中協議については、一部メディア報道を受け合意先送りの懸念がやや後退、外国為替市場でもリスクオンのドル買い・円売りの動きを誘発し1ドル=108円80~90銭近辺まで円安に振れており、東京市場でも輸出主力株などが買い戻されている。
 
米国株市場では、半導体のマイクロチップ・テクノロジーが業績見通しの上方修正を受け大幅高に買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4日ぶり反発、原油市況高を背景にエクソンモービルなどエネルギー関連株も買われており、この流れが東京株式市場にも波及しそうだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、29業種が高く、値上がり上位に鉄鋼、非鉄、鉱業、海運など。
 
個別では、トヨタ、ソニー、SUMCO、日本製鉄とJFEが高くSUMCOやファナック、TDK、アドバンテス、スクリン、第一生命は堅調。
 半面、楽天やヤマトHD、ラクーンHD、串カツ田中が軟調。東電HDや関西電、東ガスが安い。
 
 
テクニカル的には、SMS(2175)、ABCマート(2670)、ソリトン(3040)、ティーライフ(3172)、グロバル社(3271)、日東網(3524)、エムアップ(3661)、テクマト(3762)、PI(4290)、アルテリア(4423)、アルファシス(4719)、TOW(4767)、太平洋セ(5233)、ダントー(5337)、豊和工(6203)、石川製(6208)、レイズネ(6379)、フジテック(6406)、京三(6742)、航空電子(6807)、古野電(6814)、トヨタ(7203)、シマノ(7309)、ツツミ(7937)、物産(8031)、キャノンMJ(8060)、兼松エレ(8096)、エネクス(8133)、イオンモ(8905)、FJネク(8935)、コネクシオ(9422)、関電(9503)、北ガス(9534)、SCSK(9719)、メイテック(9744)、NSD(9759)、Tナカヤマ(9830)、ヤマダ電(9831)、グルメ杵(9850)が動兆。
 
 

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