反発、手掛かり材料難も買い優勢

【寄り付き概況】

4日の寄り付きの4日の日経平均株価は、前日比32円67銭高の2万2740円05銭と3日ぶりに反発してスタート。
 
前日の米国株市場はレーバーデーで休場となり、手掛かり材料に欠けるなか、東京株式市場では前日の先物主導での下げの反動もあって買いが優勢。
 
ドル・円相場が1ドル=111円台と円安含みで推移していることや、前日の欧州株も独市場を除き堅調に推移したことなどからリスク選好の流れとなった。ただ、米国の中国製品に対する追加関税第3弾が早晩発動される可能性などが意識されるなか、中国・上海株や香港株などを横にらみに積極的な買いは入りにくく、上値は重くなりそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がり上位に紙パルプ、証券、水産、銀行、電気機器など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、石油、その他金融、輸送用機器など。
 
個別では、任天堂、ソニーが高寄り後に値を消し、トヨタ、ホンダ、ブリヂストンもさえない。ファーストリテが安く、ソフトバンクGは軟化し、KDDI、NTTドコモも値を下げている。楽天が軟調で、スタートトゥは、伊藤園が売られている。スルガ銀は下落している。
半面、三菱UFJ、三井住友が締まり、野村も底堅い。ピジョンは上伸している
 
 
 
225先物は,みずほ・HSBC・JP・パリバが買い越し。
ドイツ・UBS・クレディ・野村・モルスタ・GS・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物は大和・ソジェン・JP・アムロが買い越し。
日興・GS・ドイツ・野村が売り越し。
 
テクニカル的には日特建(1929)、ダイワボウ(3107)、GMOPG(3769)、エーザイ(4523)、島津(7701)、丸井(8252)が動兆。
 

 

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