【寄り付き概況】
11日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前週末比357円23銭高の3万2665円09銭。
前週末は欧州株市場が文字通りの全面高商状に買われたほか、米国株市場でもNYダウなど主要株価指数が揃って上昇したことで、足もとの投資家心理が強気に傾いている。発表された11月の米雇用統計は総じて事前コンセンサスを上回る強い内容だったが、これを嫌気する動きは見られなかった。
東京株式市場では前週後半に外国為替市場での円高進行を背景に日経平均は下値を探る展開を余儀なくされたが、目先はドルが買い戻され1ドル=145円台近辺まで円安方向に押し戻されたことが輸出セクターを中心に買い安心材料となっている。
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
個別では、東エレクやアドテストが高い。ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、京セラ、ダイキンなども買われている。一方、ネクソンやニトリHD、JALは安い。
