【寄り付き概況】
28日午前の日経平均株価は、前営業日比34円68銭高の2万6691円29銭と小幅ながら反発して始まった。前週末の欧米がクリスマス休場で手掛かり難となる中、米国の追加経済対策への期待から買いが先行している。
外国人投資家の参戦が限られるなか、全体は薄商いのなか方向感の乏しい地合い。
日経平均は2万6000円台後半の狭いゾーンでの値動きが想定される。
前週末25日の米国株市場はクリスマスで休場だった。来年1月5日のジョージア州上院決選投票を控え、この結果を見極めたいとの思惑が様子見ムードにつながりやすい。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は強いものの、下値を大きく売り込む材料にも乏しい。
個別では、東エレク、アドバンテス、JR東海が高く、ダイキン、日製鋼、GSユアサが買われている。半面、ファナック、ファーストリテ、ソフトバンクGがさえない。
