[概況]
20日の欧米為替市場は、豪ドル円の下落が目立った。この理由は、新型コロナの影響によるエネルギー需要減少で、原油価格が急落したことだろう。
原油価格は、20日のNY取引所で史上初めてマイナス価格で取引を終了するという珍事が起きている。これを受け、為替市場では資源国通貨として認知される豪ドルに売りが集まり、豪ドル円は安値68.190円まで下落した。
さて、この後の豪ドル円は節目である68.00円が維持できるかに注目だ。仮に同水準を下回った場合、20日移動平均線(67.30円近辺)が次の下値として意識されそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
