半導体株に対する過度な警戒が後退か

 

 
 
Market Data
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【日経平均】
39376円09銭(▲157円23銭=0.40%)
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【TOPIX】
2741.52(△1.84=0.07%)
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【グロース250】
631.50(△0.12=0.02%)
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【プライム売買高】24億6006万株(△4億3388万株)
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【売買代金】5兆0159億円(△7902億円)
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【値上がり銘柄数】800(前日:698)
【値下がり銘柄数】784(前日:909)
【新高値銘柄数】85(前日:66)
【新安値銘柄数】24(前日:34)
【25日騰落レシオ】88.87(前日:91.98)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は3日ぶり反落、後場に値を崩す展開に
 2.前日の欧米株全面高を好感し、午前中は買い優勢
 3.NYダウなど主要指数は最高値もSOX指数は下落
 4.半導体株安が相場の重荷、米国の対中規制を警戒
 5.半導体関連は10兆円公的支援表明も材料視されず
 
 
きょうはトランプ次期政権に関する好悪材料に振り回された形になった。
また、国内でも経済対策に対する期待感はあるものの、本格化している企業決算は想定していたほど良好な結果とは言えず、国内でも強弱感が対立している。
 
また、日経平均の動きは、ドル円とかなりリンクしているよう。
9時から11時辺りでは円安が進んでおり、11時から14時辺りでは一転円高が進んだ。そして、14時過ぎ辺りからは円安に振れている。
日本株の上げ下げが為替を刺激しているのかもしれないが、どちらにしてもきょうは連動性を強めていた。現状の水準であればさほど円高を警戒する必要はないように思えるが、目先は為替に神経質になる可能性がある点には一定の警戒を払う必要があるだろう。
 
引け後に決算を発表した東京エレクトロンは、上方修正、増配、自己株取得を発表している。あすは半導体株に対する過度な警戒が後退することで、指数の動きが良くなる展開に期待したい。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(12日現在)
 
40588.01  ボリンジャー:+3σ(25日)
40525.81  ボリンジャー:+2σ(13週)
40054.88  ボリンジャー:+2σ(25日)
39910.55  新値三本足陽転値
39907.80  ボリンジャー:+1σ(26週)
39521.75  ボリンジャー:+1σ(25日)
39478.52  ボリンジャー:+1σ(13週)
 
39376.09  ★日経平均株価12日終値
 
39291.13  6日移動平均線
38988.63  25日移動平均線
38984.77  均衡表基準線(日足)
38915.34  均衡表転換線(日足)
38509.60  26週移動平均線
38494.64  200日移動平均線
38455.50  ボリンジャー:-1σ(25日)
38431.23  13週移動平均線
38139.52  均衡表雲上限(日足)
38042.94  均衡表転換線(週足)
37922.37  ボリンジャー:-2σ(25日)
37897.77  75日移動平均線
37751.39  均衡表雲上限(週足)
37389.24  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
ローソク足は陰線で終了。終値157.23円安は前日までの続伸による上げ幅合計151.91円を帳消しにて、本日まで3営業日で「上に行ってこい」の形となった。ザラ場高値は39866.72円と11月7日の39884.01円、8日の39818.41円に続いて直近3度目の38800円台で、この水準での上値の重さを強く意識させた。一方、終値は5日移動平均線をわずかに下回ったが、上向きをキープする25日移動平均線を下回る場面はなく、大勢では上昇トレンドが継続している模様だ。
 
 

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