[概況]
28日、東京外国為替市場の米ドル円は一時105.745円まで上昇し小幅高となった。
東京時間では中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が北京で会談したことなどが報道されており、金正恩朝鮮労働党委員長は保有する核兵器の放棄についてトランプ米大統領と協議することに前向きな姿勢を示したことなどが好感され米ドル円は上昇した模様だ。
また、年度末を控えた米ドル需要なども米ドル円の下支え要因となりそうだ。現在、欧州時間に入り米ドル円は105.590円付近で推移している。
このあとは第4四半期 米GDP【確報】(予想:年率/前期比2.7% 前回:年率/前期比2.5%)や第4四半期米PCEコアデフレーター【確報】(予想:前期比1.9% 前回:前期比1.9%)など米経済指標発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(105.288円)が下値付近に控えており下値サポートとなるか注目したい。
一方、上限では20日移動平均線(106.009円)などが控えている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
