北朝鮮リスクの高まりに休場明けのNY

[概況]

NY市場で発表された7月耐久財受注は予想を大きく下回り、7月製造業新規受注は予想通りだったがマイナスという事もあってドル売りは進み、NY株式市場も下落で始まると109円を割り込んだ。

其の後も株価の下げ幅拡大に為替市場もリスク回避の円買いが優勢となってドルは中盤に当日安値108.630円まで値下がりし、其の後ユーロも129.390円(当日安値)まで下落した。

ドルは安値圏で揉み合いのあと最後は前日比-87.5銭の108.800円と109円割れで引け、NZドル以外の主要通貨も値下がりして引けた。

北朝鮮は先週のミサイル発射から核実験へと緊張をエスカレートさせて、米国との戦争も辞さずという姿勢を強調しているが、実際戦争になれば金正恩体制崩壊は間違いないので、其の可能性は低いと見る。

但し9日の建国記念日に更に大きな事をしでかすという可能性も残しているので、それまでは円高に推移するのではないかと予想している。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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