[概況]
29日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.325円まで下落した。本日、北朝鮮が発射したミサイルが日本上空を通過した。これらを受け、リスク回避の円買いが優勢となり、米ドル円は本日の安値108.325円まで下落した。その後、米ドル円は108円台後半付近の水準で推移となった。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は再び売りが優勢で108.430円付近まで弱含む動きとなっている。引き続き、北朝鮮を巡る報道には注意が必要だろう。
テクニカル的には、米ドル円は一目均衡表転換線(109.358円)や5日移動平均線(109.126円)が上値付近に控えており、上値の抵抗帯して機能する可能性も考えられそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
