[概況]
北朝鮮は建国記念日に何もせず、ハリケーンの被害も想定内に収まると見られた事で週明けの外国為替市場は一段の円売りで始まった。
ドルは108円台に乗せて始まったあとも上値を伸ばし、NY株式市場が大幅反発で始まると109円台に乗せ、其の後も株価の上昇と共にドルは上値を伸ばした。
そして終盤には当日高値109.525円まで上昇し、最後も前週末比+1.635円高の109.385円と109円台を回復して引けた。ドル以外の主要通貨もユーロ(+1.15円)、ポンド(+1.77円)、豪ドル(+1.05円)、カナダドル(+1.57円)、NZドル(+1.07円)など、多くが1円以上も上昇する、リスク回避後退の円売りとなった。
本日以降は円売りがどこまで進むかに注目しているが、北朝鮮リスクは終わった訳では無く、上値は重いか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
