前日終値近辺で売り買い交錯

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は前日終値近辺で売り買いを交錯させている。
手掛かり材料難の中、動意薄の展開が続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにこう着している。
医薬品や半導体関連などが引き続き相場全体を支えている。一方、海外勢などによる利益確定売りが重荷だ。週末に加え、相場全体を大きく動かすような新規の材料はないため、様子見姿勢の投資家も多い。
外国為替市場では、1ドル=108円60銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約754億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1274億円、売買高は6億3020万株だった。
 
個別では、エーザイ、中外薬、第一三共は買われ、東エレク、SUMCO、日本電産は値を上げている。ディスコ、キーエンス、アドバンテスは堅調で、JAL、ANA、コロプラ、MonotaROは締まっている。
 
半面、ソフトバンクGは売られ、ファーストリテは値を下げている。野村、大和証Gは軟調で、王子HDは緩んでいる。三菱UFJ、三井住友はさえない。
 

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