【寄り付き概況】
21日の日経平均株価は、前日比100円ほど安い2万0300円近辺で推移している。一時下げ幅は220円を超える場面があった。
米景気の先行き不透明感から日本時間21日のシカゴ市場で米株価指数先物が軟調な動きとなっており、投資家心理に影を落としている。
外国為替市場で円相場が1ドル=111円台前半まで上昇し、自動車や電機など輸出関連銘柄が下落している。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落している。
午前10時現在の東証1部の値上がり銘柄数は170、値下がり銘柄数は1934、変わらずは26銘柄だった。
東証業種別株価指数では全33業種中、30業種が下落している。
値下がり率上位業種は、海運、その他金融、パルプ紙、鉄鋼、不動産など。
値上がりは3業種で、精密、空運、食料品など。
個別では、任天堂や三井住友FG、丸紅が下げ幅を広げている。小野薬や第一生命HD、ユニチャームも安い。
半面、アサヒやダイキンが上げ幅を拡大。原油安を受けてJALも上昇している。東エレクやHOYAも買われている。
225先物はメリル・ナティクス・ソジェン・アムロ・SBIが買い越し。
GS・モルスタ・野村・UBS・パリバ・みずほが売り越し。
TOPIX先物は大和・メリル・ソジェン・ドイツ・クレディが買い越し。
UBS・JP・バークレイズ・三菱が売り越し。
テクニカル的にはリソー教育(4714)が動兆。
