前場終値比で若干下げ幅広げる

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比130円76銭安の2万3894円41銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、11.31ポイント安の1729.22で始まった。
前場に続き、輸出関連株などに当面の利益を確保する売りが続いている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれも軟調となっている。
 
外国為替市場では、1ドル=109円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
ランチバスケットは24件、353.94億円、売り買いほぼ同金額。
 
個別では、村田製、キーエンスがじり安。ソニー、東エレク、アドバンテスもさえない。ルネサスが値を下げている。スクエニHDが売られ、任天堂は弱含み。トヨタは甘い。良品計画が下押し、ソフトバンクGも軟調。三菱UFJは小幅安となっている。
半面、パナソニック、太陽誘電、オリンパスが堅調。WSCOPEは値を飛ばしている。ファーストリテもしっかり。
 
足元でNT倍率も再び拡大基調となっており、225型銘柄優位の地合いである点は否めず、東証1部市場での物色の広がりには期待はしにくいだろう。
一方で、日経JASDAQ平均は前引け時点でプラス圏を確保しているほか、東証マザーズ指数も前引け前にプラスに転じる場面があった。
短期資金は活発に動いているとみられており、全体相場の身動きが取りにくい分、外部環境に左右されにくいとされる内需・ディフェンシブ銘柄のほか、新興市場へとより関心が向かいやすくなりそうだ。
 

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