【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比98円27銭高の2万2509円09銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、6.88ポイント高の1705.10で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調。中国の上海総合指数の底堅さなどを背景に、買い優勢の展開が続いている。
外国為替市場では、1ドル=111円40銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
日経平均は円安進行を追い風に4日続伸し、2万2400円台に集中している25日、75日、200日移動平均線を小幅ながら上回った。
しかし、上値追いの動きはさほど広がらず、前場の上下の値幅は66円ほどにとどまるなどこう着感の強い展開となっている。
また、マザーズ指数が3日続伸。8月16日に年初来安値932.07pt(取引時間中)をつけてからやや持ち直しているが、主力のメルカリが連日で上場来安値を更新し、指数も低空飛行が続く。一方、エクストリームやエーアイが値を飛ばしており、相場全体の影響を受けにくい小型材料株に値幅取り狙いの物色が向かっているようだ。
個別では、ソフトバンクGが高く、ファーストリテ、武田、花王が買われ、リクルートHD、エムスリーは上伸。スルガ銀、出光興産、国際帝石は値を上げている。トヨタ、ソニー、任天堂も上昇している。
半面、スズキが続落し、日産自は軟調。ファナック、コマツ、SUCMOは安い。東海カは反落。JFE、住友鉱は売られている。資生堂、塩野義、JALは下落している。
ランチバスケットは18件、228.44億円、10億買い越し。
