【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比34円26銭安の2万0376円62銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.83ポイント安の1496.13で始まった。
値頃感から輸出株や値がさの内需株に買いが入っている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれも前場終値に比べ下げ幅を縮小している。
外国為替市場では、1ドル=108円近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
個別では、ソフトバンクGが下げ渋り。ZOZO、コロプラ、リクルートHDは値を下げている。ソニー、任天堂は軟調。トヨタは小幅安となっている。
半面、ファナックが一段高。キーエンスは小幅高。第一三共が高い。ファーストリテ、三菱UFJは強含みとなっている。
ランチバスケットは30件、379.83億円、売り買いほぼ同金額。
5月中旬までの決算発表を通過し、日経平均の1株当たり純資産(BPS)は2万円近辺まで切り上がってきた(現在はおよそ1万9800円)。
株価純資産倍率(PBR)1倍水準がこれまで下値ラインとして機能してきたこと、またトランプ米大統領の発言等で市場のムードが一変する可能性もあることから、現時点では大きく売り崩そうというような動きは見られない。
