前場終値比で下げ幅拡大

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比105円56銭安の2万1706円37銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.57ポイント安の1689.72で始まった。
手掛かり材料に乏しく買いが手控えられる中、中国株の下落をにらんだ売りに押されている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下げ幅を拡大。
 
外国為替市場では、1ドル=110円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
米国株式市場は3日が短縮取引、4日が休場(独立記念日のため)となるため、海外投資家の取引参加が減少して商いも低調となりそうだ。
ただ、日経平均はアジア株や米株価指数先物の動向を受けて、薄商いのなか下に振らされる場面が出てくる可能性がある。
 
新興市場ではマザーズ指数が取引時間中の年初来安値を更新しているが、前日に続き直近IPO銘柄の一角が買いを集めている。中小型株でも需給面で銘柄選別色が強まっているものと考えられる。
 
個別では、東エレク、キヤノンが値を下げ、ファナック、トヨタ、日産自は軟調。住友鉱が下押し、日揮は安い。三菱UFJが緩み、KDDI、東京ガス、マルハニチロはさえない。
 
半面、ソニーが締まり、村田製、キーエンスはしっかり。富士通は大幅高。信越化が買われ、東海カは小幅高。任天堂が値を上げ、ソフトバンクG、ファーストリテ、マネックスGが上伸し、東京海上は続伸している。
 
 
ランチバスケットは30件、329.61億円、差し引き10億円の売り越しとの観測。
 

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