【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比112円60銭安の2万1604円44銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、10.45ポイント安の1682.80で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下げ幅を拡大している。中国・上海株や米株先物の下落が嫌気されている。
外国為替市場では、1ドル=110円30銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
米中両国が相互に高関税措置に入る6日が近づくなか、雇用統計の前哨戦となる米ADP雇用報告の発表も控えており、様子見ムードに繋がっているようだ。
テクニカル面においても、日経平均は直近でダブルボトムを形成しており、重要イベント通過前といった外部環境も勘案すると目先は大きなリバウンドは見込みにくい。
後場にかけては日銀のETF買い入れへの思惑が下支え役として意識されよう。
個別では、トヨタが前場安値を下回り、ブリヂストンも下落。ソニー、キーエンスが売りに押され、SMC、ファーストリテが安く、良品計画は下値もみ合い。三菱UFJ、三井住友も下げている。
半面、任天堂がにぎわい、ソフトバンクGは小幅高。信越化、SUMCOが上げ、東エレクは堅調。スタートトゥ、武田、リクルートHDが買われている。
ランチバスケットは13件、128.89億円、40億買い越し。
