【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価は、前営業日比51円53銭高の2万0825円02銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、0.61ポイント高の1568.10で始まった。
日経平均株価は当面の利益を確保する売りに圧迫され、上値が重い。東証株価指数(TOPIX)は前日終値付近での小動き。
外国為替市場では、1ドル=108円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、村田製が上げ幅を縮小し、ファーストリテは前場高値付近でもみ合っている。ファナック、キーエンスが買われ、ソニーはしっかり。武田がにぎわい、アステラス薬も値上がりしている。
半面、任天堂が大量の売りで大幅安となり、ソフトバンクGが下落。ZOZOの下げがきつく、サイバエジェは軟調。三菱UFJ、三井住友が下げ、野村も値下がりしている。
前場の日経平均は米ハイテク株高を好感して一時3ケタの上げ幅となったものの、中国の経済指標悪化を受けて急失速した。ただ、中国・上海総合指数が比較的堅調に推移しており、後場の日経平均は再び強含む場面も出てきそうだ
新興市場ではマザーズ指数が反落している。本日もサンバイオがストップ安水準まで気配値を切り下げているため、やむを得ない面はある。
ただ、ジャスダック市場では業績の底打ち感が意識されたセリアやセプテーニHDが大幅高となっている。サンバイオ急落の影響は小さくないだろうが、個人投資家の物色意欲の根強さが窺える。
ランチバスケットは250億円、差し引き10億円の売り越しとの観測。
