【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比125円17銭安の2万1303円22銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、15.44ポイント安の1602.50で始まった。
新規の買い材料がないため日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに配当落ち分を埋められず、マイナス圏でもみ合っている。
外国為替市場では、1ドル=110円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、トヨタ、日産自の自動車株や、ソニー、東エレク、ファナックは安い。新日鉄住、住友鉱、出光興産が値を下げ、住友商は反落している。三井住友、三菱UFJがさえず、エーザイ、武田が甘く、任天堂、KDDI、ファーストリテも下落している。
半面、ソフトバンクGが小高く、ガンホー、資生堂、ZOZOは反発している。サイバエジェは続伸。キーエンスが堅調で、日本電産、信越化は買われている。
英議会は27日、EU離脱を巡り「示唆的投票」を実施する予定。メイ英首相の離脱案採決の見通しや首相の進退に関し様々な報道が出ている。また週後半には米中の閣僚級協議が予定されており、全般に手控えムードが強まりそうだ。
マザーズでは国内初となる遺伝子治療用製品の承認を取得したアンジェス<4563>が活況となっている。このため、個人投資家の物色は中小型株で値幅取りを狙う展開が続きそうだ
