前場終値比でやや下げ幅広げる

【後場寄り付き概況】

10日午後の日経平均株価は、前営業日比89円20銭安の2万3760円79銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、0.32ポイント安の1888.97で始まった。
 
外国為替市場では、1ドル=112円30銭近辺での推移。
ドル・円が徐々に円高方向に振れると日経平均も下落している。Globex(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上値の重い展開となっていることも影響している。
アジアの主要株式市場は、高安まちまち。
 
海運セクターは、業種別値上がり率でも上位に買われている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が前日9日時点で5日続伸、10ポイント高で1400台回復を目前にしており、足もと海運市況の回復傾向が買いの手掛かりとなっている。ここ最近の原油市況高が世界景気の回復期待と相まって海運市況にも好影響を与えている。
 
また、決算発表が増えてきているため、次第に業績相場へシフトしてくることも考えられる。その他、全固体電池や仮想通貨関連の一角が動意をみせている。
 
ランチバスケットは23件、638.18億円。差し引き130億円の売り越しとの観測。

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