前場終値と比較し強含んでいる

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比185円11銭高の2万0741円65銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、15.01ポイント高の1565.77で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかり。米国で金融引き締め方向の政策が見直されたため、投資家心理が上向いている。
 
外国為替市場では、1ドル=108円80銭台の推移している。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
個別では、ソニー、トヨタが堅調で、アドバンテス、TDKは買われている。コマツが反発し、アンリツは急伸。JFE、住友鉱、JXTGは高い。三菱UFJ、みずほFG、ソフトバンクGが値を上げ、アステラス薬は一段高。資生堂、任天堂、ヤマトHDも上昇ひている。
半面、武田が売られ、大日住薬、東電力HDは大幅続落。ファーストリテは軟調。SUMCO、信越化は安い。
 
本日の日経平均は12月3日の直近戻り高値(2万2698.79円)から12月26日につけた昨年来安値(1万8948.58円)の半値戻しレベル(2万820円)を朝方に達成した後、1月21日につけた年始からの高値(2万892.68円)水準を前に利益確定の動きが出やすくなっている。
好業績銘柄に対する物色は活発であるものの、本日は、約400社が決算発表を控えていることからも、相場全体の地合いとしてはこれを前に主力大型株に対する積極的な買いは入れにくい状況だ。
 
また、新興市場は、前日から急落するサンバイオによる余波を買いのタイミングと捉える向きも観測されており、前日に大きく売り込まれたマザーズ銘柄には個人投資家による自律反発狙いの売買が優勢となっているほか、東証1部の中小型株に対する資金流入もみられている。資金の逃げ足は速くなりやすい需給状況ではあるが、後場にかけてもこれら短期資金の動向には注目しておきたいところだろう。
 
ランチバスケットは31件、273.84億円、差し引き40億円の買い越しとの観測。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次