前場終値と比較し下げ幅を縮小

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比106円92銭安の2万0448円37銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、5.72ポイント安の1537.00で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調に推移。当面の利益を確保する売りに押された前場の流れを引き継ぎ、時価総額の大きい主力銘柄を中心に値下がりしている。
 
外国為替市場では、1ドル=108円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまちの動き。
 
個別では、ファーストリテが前場安値を下回り、ソフトバンクGは小幅安。トヨタが売られ、日立は下値でもみ合い、村田製は大幅安。三菱UFJ、三井住友、みずほFG、武田が売りに押され、Gunosyは急落している。
 
半面、任天堂がにぎわい、キーエンスが上げ、ダイキンは堅調。KDDI、NTTは小幅高となっている。
 
日経平均は、寄り付き直後を高値にマイナスへ転じ、一時200円を超える下落となったが、市場関係者は比較的冷静だ。
直近2日で400円近く上昇し、節目として意識される2万0500円台を回復していたため、利益確定の売りが出てくることは想定内だろう。
 
新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均がプラス圏で推移しており、個人投資家にもリスク回避ムードの広がりは見られない。後場の日経平均は落ち着いた推移になりそうだ。
 
ランチバスケットは19件、128.08億円、30億売り越し。

 

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