前場終値と比較し上昇幅は拡大

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比231円14銭高の2万1783円12銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、11.31ポイント高の1592.73で始まった。
日経平均は一段高で寄り付く形となった。ただ、その後は10月限SQ値21842円63銭(概算)を前に上値の重い動きとなっている。 
外国為替市場では、1ドル=108円00銭近辺で推移。中国の上海総合指数は上昇している。
 
業種別では、鉱業、海運業、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、輸送用機器、パルプ・紙、小売業などがプラスで推移している。一方、その他製品、水産・農林業、サービス業、情報・通信業がマイナスで推移している。
 
売買代金上位では、SUMCO、良品計画、7&iHDの上昇が目立つほか、イオン、ファーストリテ、太陽誘電、スズキ、トヨタ自などがプラスで推移。
一方、オリエンタルランド、花王、任天堂、SMC、アドバンテストなどがマイナスで推移している。
 
ランチバスケットは17件、253.45億円、10億買い越しとなっている。

日経平均の日足チャートを見ると、2万1700円手前に位置していた25日移動平均線を上回ってきている。
ただ、前場はSQ値までクリアすることはできなかった。SQ算出に絡んだ売買はさほど膨らんでおらず、需給的な重しとはならないだろうが、目先の心理的な節目として意識される可能性はあるだろう。
上海株は朝高後に伸び悩んでいる。3連休を前に一段と買い進む材料は乏しく、後場の日経平均は高値もみ合いになりそうだ。
 

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