【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比342円48銭安の2万1164円40銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、26.46ポイント安の1567.74で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下げ幅を拡大している。前日の米国株急落が嫌気された前場の流れを引き継ぎ、全面安が続いている。
外国為替市場では、1ドル=112円50銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
個別では、任天堂が大量の売りに押され、ソフトバンクGも下落し、ファーストリテも値下がり。ソニー、キーエンスが安く、トヨタ、ホンダは軟調。三菱UFJ、三井住友が下げ、東京海上、ユニー・ファミマも下押し、武田は大幅続落している。
半面、ファナックは小高く、SUBARUが締まり、ホシザキは大幅高。大東建託は個別に買われている。
マザーズ指数が大幅に3日続落し、およそ1ヵ月半ぶりに900ptを割り込んだ。中小型株の軟調ぶりが鮮明となっており、個人投資家のマインドや需給悪化が懸念される。このところIPO(新規株式公開)銘柄も初値が伸び悩んでいる。明日は過去最大級のIPOとして注目されるソフトバンクの上場が控えているが、投資家心理の改善につながるかは慎重に見極める必要がありそうだ。
ランチバスケットは170億円、差し引き売り買い均衡との観測。
