【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比52円42銭安の2万0541円30銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.70ポイント高の1549.73で始まった。
日経平均株価は大型株が売られ、小幅安。一方、東証株価指数(TOPIX)は値頃感から買いが入り、しっかり。
外国為替市場では、1ドル=109円50近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
個別では、ファーストリテが安く、ユニー・ファミマは続落している。リクルートHDが売られ、JTは反落。ソフトバンクG、KDDIは軟調。ソニー、オリンパスが値を下げ、日産自はさえない。
半面、トヨタが堅調で、東エレク、SUMCO、日本電産は買われている。東海カ、昭和電工は高い。三井住友は続伸。武田、ソフトバンクは小幅に値を上げ、ZOZOは反発している。
日経平均は前引けにかけて20500円前後での推移が続いた。
指数インパクトの大きいファーストリテイリングやリクルートホールディングスが、2銘柄で日経平均約61円分の押し下げ要因となった。
来週から始まる国内企業の決算ラッシュを前に主力大型株に対しては利益確定の動きが出やすくなるなか、TOPIX型ETFの買い入れ比率変更に対する期待がいったん剥がれ落ちたことで、目先は東証1部の中小型株に向かっていた資金がマザーズやジャスダックなどの新興市場へとシフトしやすい地合いが続こう。
ランチバスケットは12件、133.83億円、10億売り越し。
