【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比82円54銭安の2万1136円96銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、13.79ポイント安の1576.02で始まった。
欧米情勢の不透明感がくすぶり、自動車や電子部品など輸出関連株を中心に売りが広がっている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調。
外国為替市場では、1ドル=113円近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、トヨタが売られ、日産自、コマツ、JXTGは大幅安。村田製、キーエンス、東エレク、ファナックが値を下げ、SUMCO、昭和電工は安い。三菱UFJが下押し、東京海上、武田はさえない。
半面、ソニー、オリンパスが買われ、富士通は強含み。ソフトバンクG、ユニー・ファミマが上伸し、任天堂、ファーストリテ、NTTは堅調。JTが締まり、花王、資生堂はしっかり。
中国・華為技術(ファーウェイ)の幹部逮捕による米中対立の激化懸念、英国の政局混迷やEUからの合意なき離脱への懸念など、外部環境の不透明要因が多く、輸出関連株を中心に積極的な買いは手掛けづらい。
また、先週から日米の株価変動が大きくなっていることも警戒感につながっているとみられる。
ランチバスケットは22件、524.06億円、20億買い越し。
