前場終値と比較して下げ幅は拡大して推移

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比51円33銭安の2万3822円26銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、5.79ポイント安の1731.19で始まった。
 
幅広い業種が利益確定売りや戻り待ちの売りに押され、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅安でもみ合っている。
外国為替市場では、1ドル=109円90銭近辺で推移。中国の上海総合指数は下落している。
 
個別では、トヨタ、ホンダ、ソニー、ファナック、コマツ、三菱重は値を下げている。村田製、アドバンテスはさえない。テルモ、富士フイルムは大幅安。三菱商は売られている。ファーストリテが反落し、三菱UFJ、ANA、JTも下落している。
 
半面、ソフトバンクGが大幅高で、資生堂、タカラバイオは買われている。ディスコが底堅く、オリンパスは大きく値を上げている。
 
世界保健機関(WHO)が新型肺炎の感染拡大について、ピークを越えたと判断するのは「時期尚早」との見方を示していることなどから、過度な楽観に傾くべきではないだろう。
 
また、一段の米利回り上昇には本日発表される1月雇用統計で米経済の堅調さが確認される必要があるとの見方もあり、後場の株式市場では様子見ムードが強まる可能性がある。
しかし、株価調整は短期的なものにとどまると想定しておきたい。
 

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