前場終値と比較してやや伸び悩んでいる。

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比138円68銭高の2万3273円91銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、4.48ポイント高の1707.75で始まった。
米中貿易協議への警戒感の後退などを背景に反発した前場の地合いを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調を持続している。ただ、米中協議の行方を見守ろうとして模様眺め気分も強く、上値の重さが目立つ状況だ。
 
新規の売買材料が乏しいなか、チャート分析上の節目である25日移動平均(2万3255円)近辺で膠着している。
外国為替市場では、1ドル=108円80銭台の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」の約定額は約939億円と膨らんだ。「一部の国内機関投資家による定期的な銘柄入れ替えの影響」との見方があった。
 
市場では「25日移動平均が下値のめどと位置づけられているが、2万3000円までの下落を見込む投資家が多く、押し目買い意欲はそれほど高くはない」との声があった。
 
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1126億円、売買高は6億6852万株だった。
 
個別では、村田製が高く、キーエンス、ファナックもしっかり。ソフトバンクGが値を上げ、ファーストリテは買い優勢。三菱UFJ、みずほFGが堅調。日本製鉄や住友鉱、JFE、太平洋セメは上伸している。コマツやファナック、ジェイテクトが高い。
 
半面、富士通やテルモ、SUBARU、資生堂、JTが下落し、エア・ウォーターは大幅安。NTTドコモ、リクルート、楽天はさえない。トヨタが小甘く、ソニー、任天堂は値を消している。
 
 
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次