前場に比べ上昇幅は縮小

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比486円68銭高の1万9776円88銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、17.04ポイント高の1439.28で始まった。
 
米国の経済活動再開への期待などで前場に大幅高となった反動で、利益確定売りが出ている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれもやや伸び悩んでいる。
 
外国為替市場では、1ドル=107円60銭近辺とやや円高で推移。中国の上海総合指数は上昇している。
 
個別では、ソニー、東エレク、キーエンス、アドバンテスがしっかり。トヨタ、ホンダも堅調。信越化、資生堂が値を上げ、武田は強含み。ソフトバンクG、ファーストリテが高い。リクルートHDも買われている。三井住友は小幅高となっている。
 
半面、富士フイルムがじり安。デンカ、中外薬もさえない。任天堂は小安い。JR東日本、JR西日本が軟調となっている。
 
トランプ米政権が経済活動再開の指針を発表したことを受け、NYダウ先物が時間外取引で急伸。日経平均もこうした流れから上げ幅を大きく広げる展開となった。売買代金上位は全般堅調だが、特に日経平均への寄与が大きい値がさ株やTSMCの決算が好感された半導体関連株の上げが目立つ。セクター別騰落率からは、出遅れている外需系にも資金が向かっている印象。
 

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