利益確定売りと押し目買いが交錯

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比39円24銭安の2万1647円86銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、5.84ポイント安の1719.46で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はともに小幅安で始まった。方向感に乏しかった前場の流れを引き継ぎ、利益確定売りと押し目買いが交錯している。
外国為替市場では、1ドル=106円80銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友、みずほFG、マネックスGの売りが厚い。ファナック、安川電が売られ、SUMCO、信越化、東エレクは軟調。NTT、NTTドコモ、KDDIもさえない。
半面、任天堂が買われ、ファーストリテ、イオン、良品計画は大幅高となっている。トヨタが上げ、日野自はしっかり。電通が高く、KLabは急伸している。
 
日経平均は底堅さが意識されているが、シリア情勢の緊迫化から手掛けづらさが伺える。
ただ、中小型株の一角が買い戻されており、地合いはそれほど悪くなさそうである。
後場は日銀のETF買い入れへの思惑から売り込みづらいほか、明日のオプションSQを控えて、仕掛け的な売買も限られるだろう。
 
ランチバスケットは12件、136.06億円、20億売り越し。

 

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