利益確定売りで伸び悩み

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比29円80銭高の2万1743円01銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、1.21ポイント高の1622.98で始まった。
日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)はともに伸び悩んでいる。
新規の買い材料がない中、前場に上昇した銘柄の一部に利益確定売りが出ている。
 
外国為替市場では、1ドル=111円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は香港を除き総じて高い。
 
朝方からやや円安基調となっていたドル円・クロス円とも動きに落ち着きがみられている。そんななか、前引けにかけて高値こう着感の意識されたハイテク株のほか輸出関連などに対する物色の継続動向に後場も注目が集るだろう。
日経平均は3月4日につけた同月高値2万1860円レベルまでの戻りを試す展開が視野に入りつつあり、今週の間にこちらの水準を上抜けるかどうかが一つの焦点となってこよう。
 
個別では、ファーストリテが軟調で、武田、関西電、アサヒは安い。大成建が続落し、三井不、住友不の不動産株は値を下げている。ソニーが反落し、信越化は値を消している。
 
半面、キーエンス、東エレク、TDKが買われ、コマツもしっかり。トヨタやスズキの自動車株、デンソー、武蔵精密も堅調。商船三井が続伸し、住友鉱、ソフトバンクG、資生堂も上昇している。

 

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