利益確定売りが優勢

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比116円05銭安の2万2548円64銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、14.17ポイント安の1684.74で始まった。
 
電子部品株を中心に利益確定売りが優勢となった午前の地合いを引き継ぎ、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調な値動き。
外国為替市場では、1ドル=111円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、SUMCO、信越化、ロームが下押し、東エレク、村田製も一段安で、トヨタはさえない。三菱UFJが値を下げ、東京海上、武田、エーザイが戻り売りに押され、スタートトゥは売り物がち。スルガ銀が下値模索を続け、TATERUも値を崩している。
半面、ソフトバンクG、ヤフーが高く、任天堂、ソニー、ファーストリテが値を上げ、日本郵政は小じっかりとなっている。
 
日経平均が節目の2万3000円を上抜けするにはなお時間を要するとみられ、2万2000円台後半では利益確定の売りが出やすいと考えられる。
 
新興市場でもマザーズ指数が3日ぶり反落、日経ジャスダック平均が続落となっている。個人投資家のマインドは依然として改善しておらず、マザーズ指数などは相場全体の地合い睨みで一進一退の展開が続きそうだ。
 
ランチバスケットは19件、232.69億円、10億買い越し。
 
 
 

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