【寄り付き概況】
7日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は、前日の終値と比べ29円60銭安の2万2518円75銭で取引を始めた。
前日のNYダウが小幅ながら続伸、ナスダック指数やS&P500指数など主要指数がいずれも過去最高値を更新する強さをみせたが、東京市場ではここ日経平均が急速に水準を切り上げてきた反動もあって、上値の重い展開となっている。
外国為替市場で1ドル=113円80銭近辺の推移と円高方向に振れていることも、主力株中心に買い手控え要因となっている。ただ、押し目買いニーズは強く下値抵抗力も発揮しそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、12業種前後が高く値上がり上位に鉱業、石油、海運、非鉄など。値下がりで目立つのは水産、金属製品、紙パルプなど。
個別では、ソフトバンクG、任天堂はさえない。トヨタ、SUBARU、村田製、アドバンテス、三菱UFJ、三井住友が値を下げ、第一生命、東京海上も弱含み。神戸鋼が7営業日ぶりに反落している。
半面、ソニー、キーエンス、ファナック、東エレクはしっかり。国際帝石、JXTG、三菱商、住友鉱は堅調で、日製鋼は買い注文を集めている。NTT、菱地所は大幅高となっている。
225先物はみずほ・クレディ・大和・メリル・ドイツが買い越し。
三菱・SBI・JP・シティ・アムロ・バークレイズが売り越し。
TOPIX先物はみずほ・メリル・大和・ドイツ・野村・日興が買い越し。
モルスタ・クレディ・ソジェン・アムロ・シティが売り越し。
テクニカル的には、ミライト(1417)、飛島建(1805)、高砂熱(1969)、日清粉(2002)、中部飼(2053)、カカクコム(2371)、宝(2531)、マツキヨ(3088)、ウェルシア(3141)、ミサワ(3169)、ジョイ本田(3191)、コロプラ(3668)、日産化学(4021)、リケンテク(4220)、積水化成(4228)、塩野義(4507)、久光(4530)、デクセリアス(4980)、淀鋼(5451)、アトラ(6029)、ライドオン(6082)、日東工器(6269)、北越工(6364)、新興プ(6379)、モリタ(6455)、大豊工(6470)、安川(6506)、TOA(6809)、東海理化(6995)、日立造(7004)、萩原電(7467)、西松屋(7545)、長瀬産業(8012)、三信電(8150)、日ガス(8174)、日産東京(8291)、商船三井(9104)、DTS(9682)が動兆。
